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☆★☆ AMED RIOネットワークメールマガジン
★☆ 2022年07月13日号
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こんにちは。
AMEDのRIOネットワークに関する情報をお届けするメールマガジン
「AMED RIOネットワークメールマガジン」です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」のコラムのご紹介(その4)
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前回に引き続き、「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」のコラムを紹介します。
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コラム「科学と法律」
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ルール・法律は、何度か重なった不都合を繰り返さないようにするための
申し合わせということができます。これに対して私たち科学者は、オリジナリティを
重視し、まだ誰も知らないことを解明し、まだ誰もできない課題を解決し、
新たな知や利便を社会に提供することを生業としています。しかし、公害や薬害を
見れば明らかなように、新たな知や利便は、ほとんどの場合、同時に新しい問題を
もたらします。これらの問題に最も早く気づき、最も効率的に対策を講じることが
できるのは私たち科学者自身であり、そのために必要な新しいルールを提案するのも
私たち科学者の役割であるはずです。
科学者は既存のルールを守るだけでは十分ではありません。自らルールを提案で
きるようになるためには、既存のルールの趣旨を理解し、それに沿った解釈をする
必要があります(ルールの抜け道を探すのは科学者として行うべきことではありません)
(前回7月6日配信の「倫理意識の成長過程」参照)。また、ルールを定めれば、
いくつかの価値が犠牲になります。広い視野に立った建設的な提案ができるよう、
私たち科学者は価値の多様性を知る必要があります。大学で共通教育科目を学ぶ大きな
目的の一つは、この価値の多様性を知ることであるとも言えるのではないでしょうか。
(関西大学教授 片倉啓雄)
https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/kiyouzai_hiyarihatto.html
本コラムは「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」 6.指針等違反の章50ページに
掲載されています。
AMEDでは、今年度も研究公正に関するヒヤリ・ハット事例を収集する予定ですので、
事例をご提供いただける方はAMEDのRIOネットワーク担当:rionetwork@amed.go.jp
へご一報下さい。お待ちしております。
<大切なお願い>
失敗に学ぶ際、原因は追究しても責任は追及しないことは非常に重要です。失敗事例を
収集する際、報告者を一言でも非難すれば、以降、その報告システムは機能しなく
なってしまいます。研究公正に関するヒヤリ・ハット集では、個人や組織が特定
されないよう、可能な限りの配慮をしていますが、もし、報告者や組織が特定
できたとしても、決して非難したり責任を追及したりしないようにお願いします。
(「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」 はじめに を引用)
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【編集・発行】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
研究公正・業務推進部 RIOネットワーク担当
【発 行 日】2022年07月13日
【お問い合わせ】rionetwork@amed.go.jp
【ホームページ】https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/rionetwork.html
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