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☆★☆ AMED RIOネットワークメールマガジン
★☆ 2020年08月05日号
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AMEDのRIOネットワークに関する情報をお届けするメールマガジン
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「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」のコラムのご紹介(その4)
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「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」のコラムを紹介します。
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コラム「科学と法律」
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ルール・法律は、何度か重なった不都合を繰り返さないようにするための
申し合わせということができます。これに対して私たち科学者は、
オリジナリティを重視し、まだ誰も知らないことを解明し、
まだ誰もできない課題を解決し、新たな知や利便を社会に提供することを
生業としています。しかし、公害や薬害を見れば明らかなように、
新たな知や利便は、ほとんどの場合、同時に新しい問題をもたらします。
これらの問題に最も早く気づき、最も効率的に対策を講じることができるのは
私たち科学者自身であり、そのために必要な新しいルールを提案するのも
私たち科学者の役割であるはずです。
科学者は既存のルールを守るだけでは十分ではありません。自らルールを
提案できるようになるためには、既存のルールの趣旨を理解し、それに沿った
解釈をする必要があります(ルールの抜け道を探すのは科学者として
行うべきことではありません)(7月22日配信の「倫理意識の成長過程」参照)。
また、ルールを定めれば、いくつかの価値が犠牲になります。
広い視野に立った建設的な提案ができるよう、私たち科学者は価値の
多様性を知る必要があります。大学で共通教育科目を学ぶ大きな目的の一つは、
この価値の多様性を知ることであるとも言えるのではないでしょうか。
(関西大学教授 片倉啓雄)
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【編集・発行】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
研究公正・業務推進部 RIOネットワーク担当
【発 行 日】2020年08月05日
【お問い合わせ】rionetwork@amed.go.jp
【ホームページ】https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/rionetwork.html
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