第17回「臨床研究のすすめ」セミナーを、下記の通り開催致します。
皆様奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

記

【日　時】令和5年5月12日（金）18:00 ～ 19:00

【場　所】臨床大講義室・Web配信のハイブリッド開催

【対象者】福井大学研究関係者全般（松岡キャンパス）

【申込方法】Web申込（事前登録必要）

※Web参加URLはメールにて折り返しお知らせいたします。

【内　容】18:00～18:05　司会挨拶等

　 18:05～19:00　ご講演

「医工連携で不可能を可能にする
ープロジェクションマッピングが肝臓外科を変えるまでの道のりー」

    高知大学医学部外科学講座　教授　瀬尾 智先生(本学医学科卒業生第11期）

【本講座のねらい】

臨床研究を出口に導く10年にわたる軌跡をわかりやすく講義
外部資金のステップアップ、企業との知財のかけひきなど実際に沿う内容

※外部資金に係るミニレクチャー　M-URA　加畑氏
※知的財産に関する質疑              産学官連携本部　樋口特命教授

【概　要】

肝臓外科において術前CTデータをもとに作られるシミュレーション画像の進歩は目覚ましく必要不可欠となったが、術中の動きや変形には追従できず術中ナビゲーションの開発が期待されてきた。近年、ICG蛍光法による肝区域や肝腫瘍の可視化を達成するために、プロジェクションマッピングの技術を応用し、ICG蛍光画像を直接患者の臓器に投影することに成功した。このMedical Imaging Projection Systemは特定臨床研究、薬事承認、販売開始までを行ってきた。本講演では、産学連携プロジェクトの好事例としてプロジェクトの発足から数々の困難、販売開始に至った経緯を紹介したい。

※詳細はポスターをご覧ください。

【問い合せ先】
附属病院医学研究支援センター
松岡キャンパス研究推進課　臨床研究担当（内線6660、6661）