福井大学医学部附属病院 医学研究支援センター

2024年02月07日 臨床関連

RIOネットワークメルマガ 2024年02月07日号

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☆★☆   AMED RIOネットワークメールマガジン
★☆     2024年02月07日号
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こんにちは。
研究公正活動の推進に向けて、各種情報をお届けするメールマガジン
「AMED RIOネットワーク・メールマガジン」です。
※RIOとは「研究公正責任者」(Research Integrity Officer)の略です。

■目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)「研究倫理教育プログラム履修報告」及び「利益相反管理報告」に関する
変更について【new!】
(2)「2023年度全国公正研究推進会議 ~教育・研究機関における生成AIの
取扱いについて~」開催のお知らせ(AMED後援イベント)【new!】
(3)「第9回研究倫理を語る会」開催のお知らせ(AMED共催イベント)
(4) 日本臨床試験学会第15回学術集会総会におけるAMED関連セッション
に関するお知らせ【new!】
(5) 日本医師会シンポジウム「先端的な医科学技術がもつ生命倫理の課題」
開催のお知らせ
(6) 研究倫理・研究公正の“学びの場”情報!【2月中旬~3月中旬開催:4件】

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(1)「研究倫理教育プログラム履修報告」及び「利益相反管理報告」に関する
変更について【new!】
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AMEDは、令和 6 年度以降の委託事業及び補助事業に係る「研究倫理教育
プログラム履修管理」及び「利益相反管理」に係る運用を変更しましたので、
AMEDウェブサイトをご確認いただき、適切に対応いただきますようお願いします。

【主な変更点】
1.研究倫理教育
令和6年度新規採択課題から、研究者等の研究倫理教育プログラム履修管理状況
報告の様式を変更しました。
令和5年度新規採択課題までは各研究者等(再委託先を含む。)の研究倫理教育
プログラムの履修状況の報告を求めていましたが、令和6年度新規採択課題からは
研究倫理教育プログラム履修管理の結果のみを報告いただきます。
https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/kyoiku_program.html

2.利益相反管理
令和6年度の委託事業及び補助事業から、研究者等の利益相反の管理様式及び
報告様式を変更しました。
令和5年度の委託事業・補助事業までは個々の研究者等(再委託先を含む。)の
利益相反管理の状況について報告を求めていましたが、令和6年度の委託事業・
補助事業からは利益相反管理の結果のみを報告いただきます。令和6年5月31日までに
報告いただく令和5年度の利益相反管理報告は、従前の様式となりますのでご注意下さい。
https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/riekisohan_kanri.html

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(2)「2023年度全国公正研究推進会議 ~教育・研究機関における生成AIの
取扱いについて~」開催のお知らせ(AMED後援イベント)【new!】
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一般財団法人 公正研究推進協会(APRIN)主催の「2023年度全国公正研究推進会議
~教育・研究機関における生成AIの取扱いについて~」が開催されます。
研究倫理・研究公正にご興味のある方は、研究者・事務・学生等の区別や業務内容に
関わらず、どなたでもご参加いただけます。皆様お誘いあわせの上、情報収集・
交流の場としてご活用ください。

【日 時】2024年2月16日(金)
10時00分~(9時45分頃入室開始) サテライト・イベント
13時00分~(12時30分入室開始)  全国公正研究推進会議 全体会・分科会
19時00分~(18時50分入室開始)  情報交換会(有料)
【会 場】東京大学本郷キャンパス 安田講堂、工学部1号館15号講義室、工学部2号館
211~213講義室
キャンパスマップ:https://www.ipaj.org/workshop/2015/pdf/UTokyo_campus_map.pdf
【形 式】現地対面(当日のライブ配信なし)
【対 象】国内の研究者、研究公正指導者・担当者、事務担当者、政府関係者、
企業の技術開発担当者、学生等
【参加費】無料(情報交換会は有料)
【定 員】サテライト・イベント(研究者・教員向け):先着100名
サテライト・イベント(研究支援者向け):先着60名
全国公正研究推進会議 全体会・分科会:定員なし
情報交換会:定員50名程度(満席のため締め切りました)
【言 語】日本語(海外招聘者の講演時は同時通訳あり)
【オンデマンド配信】
会議終了後1週間程度で、オンデマンド配信を開始いたします。
参加登録していただいたメールアドレス宛にオンデマンド配信視聴用のリンク等を
お送りいたします。
【詳 細】https://www.aprin.or.jp/seminar/seminar_detail/aprinkaigi2023
【申 込】https://aprin.form.kintoneapp.com/public/aprinkaigi2023
【締 切】2月15日(木)正午
※サテライト・イベント、情報交換会を除き、当日参加も可能です。

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(3)「第9回研究倫理を語る会」開催のお知らせ(AMED共催イベント)

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AMEDではこれまで、RIOネットワークを通じて、研究倫理や研究公正に関する
関係者のネットワーキング構築を目指して参りました。今回、RIOネットワークの
取組として第9回研究倫理を語る会を共催いたします。
研究倫理を語る会の目的は、医学系研究を支える様々なステークホルダー
(研究機関の長・研究者・医療者・研究支援者・研究倫理支援者・CRC・倫理審査委員会
委員・倫理審査委員会事務局員・患者・企業等)が一堂に会し、多方面からの討論が
できる時間をつくること、そして、臨床研究支援・研究倫理支援に携わる方々の情報共有・
意見交換の場を設けることです。
ぜひご所属機関にて周知いただくとともに、積極的にご参加いただけますと幸いです。

【日 時】令和6年3月2日(土)10時15分~18時00分
【会 場】東北大学 星陵会館・医学部1号館
(宮城県仙台市青葉区星陵町2-1)
【参加費】無料
【詳 細】https://www.amed.go.jp/news/event/20240302_researchethics.html
【備 考】参加申込開始は令和6年2月を予定しています

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(4) 日本臨床試験学会第15回学術集会総会におけるAMED関連セッション
に関するお知らせ【new!】
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日本臨床試験学会(JSCTR)では、様々な疾患に苦しむ患者さんに最善の医療を
提供するために実施する臨床試験、臨床研究に携わる専門職全体の知識と技術の
向上をはかり、研究を主導する各種専門家の支援職種の枠を超えた情報交換と
教育・研究活動を推進しています。臨床試験、臨床研究の公正性の更なる向上に
向けて、このたび第15回学術集会総会において、AMED 事業に関連する以下3点
のセッションを開催する運びとなりました。
ぜひご所属機関にて周知いただくとともに、積極的にご参加いただけますと幸いです。

■日本臨床試験学会第15回学術集会総会
【会 期】令和6年3月7日(木)~9日(土)
【会 場】ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター
(大阪駅直結 / グランフロント大阪 北館 B2F)
https://www.congre-cc.jp/access/
【参加費】https://kinki-convention.jp/jsctr15/pre.html
【詳 細】https://kinki-convention.jp/jsctr15/index.html

●シンポジウム3(AMED RIOネットワーク提供)
「海外の倫理審査委員会のあり方から何を学ぶか」
【日時】令和6年3月8日(金)13時50分~15時20分
【形式】第2会場(現地+オンデマンド配信あり)
【概要】研究倫理審査委員会の運用や規制に関しては国際的な標準はなく、
各国で制度を定めている。したがって、国ごとの制度や規制の違いに
着目して各国の研究倫理審査委員会に関する背景や課題を参考にする
ことにより、日本の研究倫理審査に関する今後の議論に何らかの示唆
を与えると考えられる。今回は米・仏・英における研究倫理審査委員
会の調査をもとに、議論を行う。

●シンポジウム5(AMED研究公正高度化モデル開発支援事業)
「超急性期治療の臨床試験における同意を考える」
【日時】令和6年3月8日(金)16時40分~18時10分
【形式】第2会場(現地+オンデマンド配信あり)
【概要】超急性期治療を対象とした臨床試験では、限られた治療可能時間内に
効果的な治療介入を行うために、被験者から適時に適切な同意を得る
ことが大きな課題である。本シンポジウムでは、脳卒中超急性期や
他の緊急領域での超急性期治療を対象とする臨床試験における同意の
取得について、我が国における現状や、諸外国の取り組みを紹介し、
適切な同意のあり方を検討する。

●ワークショップ6(AMED研究公正高度化モデル開発支援事業)
CReP共催チャッティングセッション
「医学系研究と規制(個情法と生命科学・医学系倫理指針)を考える!」
【日時】令和6年3月8日(金)16時40分~18時10分
【形式】第3会場(現地のみ。事前登録制、オブザーバー席あり)
【概要】個人情報保護法の改正を受け、生命科学・医学系倫理指針も改正された
が、正しく理解し運用されることが重要と考え、日本臨床試験学会では
Task Force(以下、生命科学・医学系倫理指針TF)を立ち上げ
検討を進めている。(略)本セッションでは、CReP(倫理審査専門職)との
コラボセッションとして、JSCTR生命科学・医学系倫理指針TFと
「第9回 倫理審査委員会を考える!」で抽出された課題や解決策、
またCRePで議論されている課題等を参加者へ提示し、意見交換を行いたい。
【備考】参加には事前の申し込みが必要です。CReP認定、JSCTRパスポート/
エキスパート認定者への単位付与を予定しています(CReP認定ポイント
付与には条件あり)。

●教育トラック(1)~(3)(AMED RIOネットワーク提供)
(1)「臨床研究技能と紐付けられた研究公正の統合学修」
(2)「臨床試験方法論のパラダイムシフト:研究の効率化を目指して」
(3)「臨床試験に関するヒヤリ・ハット:研究不正防止に向けて」
(備考)教育トラック(1)~(3)は、オンデマンド配信のみです

※ご参考※(AMED研究公正・社会共創課の関連)
日本臨床試験学会第1回市民公開講座
知ってほしい!病気、医療、そして「臨床試験」
~しゃーない!ほな、みなで『明日の医療』、創ったろ~
【日 時】令和6年3月7日(木)16時30分~18時00分
【会 場】ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター
(大阪駅直結 / グランフロント大阪 北館 B2F)
【参加費】無料
【座 長】福田 真弓(国立循環器病研究センター)
岩崎 幸司(大阪大学医学部附属病院)
【登壇者】岩田 稔 氏(元プロ野球選手)
谷島 雄一郎 氏(ダカラコソクリエイト/
大阪ガスネットワーク株式会社)
植田 正樹 氏(田辺三菱製薬株式会社)
三澤 園子 氏(千葉大学)
勝井 恵子(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)
【詳細】 https://www.j-sctr.org/public_seminar/index.html
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(5) 日本医師会シンポジウム「先端的な医科学技術がもつ生命倫理の課題」
開催のお知らせ
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AMEDでは、社会共創の取組の一環として倫理的・法的・社会的課題(ELSI)への
対応を推進しています。
このたび、公益社団法人日本医師会による初のELSI関連のシンポジウム「先端的な
医科学技術がもつ生命倫理の課題」が開催されます。多能性幹細胞を用いたヒト
胚類似構造体の誘導や、受精卵へゲノム編集技術を適用する基礎研究に関する講演
(2題)と、将来それらの技術が臨床応用されるようになる場合に備え、今から検討
しておくべきELSIに関する講演(1題)が予定されています。
主催者より、「若手医師をはじめ、少しでも多くの医療者や研究者に視聴していただき、
基礎医学と生命倫理に興味・関心を持つ機会としてほしい」とのコメントもいただき
ました。ぜひご所属機関にて周知いただくとともに、積極的にご参加いただけますと
幸いです。

【日 時】令和6年2月29日(木)17時30分~19時00分
【形 式】オンライン開催(ライブ配信)
【参加費】無料
【詳 細】https://www.med.or.jp/people/info/doctor_info/011431.html
【プログラム】
・シンポジウム(1)
「多能性幹細胞からヒト胚に類似した構造を誘導する研究の最新知見と展望」
高島 康弘 先生(京都大学iPS細胞研究所未来生命科学開拓部門)
・シンポジウム(2)
「受精卵へのゲノム編集遺伝子研究に関する世界的な取り組みや考え方」
阿久津 英憲 先生(国立成育医療研究センター研究所再生医療センター)
・シンポジウム(3)
「倫理的・法的・社会的な課題とその解決に向けて」
神里 彩子 先生(東京大学医科学研究所生命倫理研究分野)
・意見交換
【その他】
・後日、アーカイブ配信(3月上旬から4月末予定)が予定されています。
・当日、アンケート(無記名)を実施予定です。ご意見・ご感想をお待ちしております。

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(6) 研究倫理・研究公正の“学びの場”情報!【2月中旬~3月中旬開催:4件】

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研究開発の公正性・適正性の確保に向けて、2月中旬~3月中旬に開催予定の研究倫理・研究公正関連の“学びの場”をご紹介いたします。

(1)神戸大学医学部附属病院 臨床研究推進センター 臨床研究推進セミナー【new!】
【日時】令和6年2月22日(木)16時00分~17時00分
【内容】審査委員会における審査の視点と申請における留意点
~CRBからの指摘事項、全部集めて、眺めてみた~
【講師】五百蔵 武士 先生(神戸大学医学部附属病院 臨床研究推進センター研究倫理部門長)
【形式】ライブ配信
【申込・詳細】https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/ctrc/researcher/seminar.html
【締切】2月21日(水)

(2)北海道大学病院 臨床研究開発センター 臨床研究に関する研修会【new!】
【日時】令和6年2月29日(木)17時30分~19時00分
【内容】分散型臨床試験(DCT)の浸透に向けた課題と活用への期待
【講師】葭田 貴浩 先生(日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 臨床評価部会TP-1)
【形式】Zoomによるオンライン開催
【詳細】https://crmic.huhp.hokudai.ac.jp/page/?content=239
【申込】https://zoom.us/webinar/register/WN_vF4EXl7hSaqNIvRc4zL3uQ
【締切】2月28日(水)

(3)北海道大学病院 臨床研究開発センター 臨床研究に関する研修会【new!】
【日時】令和6年3月14日(木)17時30分~19時00分
【内容】研究倫理の近年の動向
【講師】田代 志門 先生(東北大学大学院文学研究科 社会学専攻分野 准教授)
【形式】Zoomによるオンライン開催
【詳細】https://crmic.huhp.hokudai.ac.jp/page/?content=239
【申込】https://zoom.us/webinar/register/WN_n7LUptq_Su6OXg-F9PSMDw
【締切】3月13日(水)

(3)「一般の立場」の倫理審査委員のための実践セミナー
(令和5年度 厚生労働省 臨床研究総合促進事業)【new!】
【日時】令和6年3月17日(日)13時00分~16時30分
【内容】グループワーク形式で審査に役立つオリジナルのチェックリストを作成
【対象】経験の浅い「一般の立場」の委員(含 就任予定者)
【講師】神里 彩子(東京大学医科学研究所)
高野 忠夫(東北大学病院)
【形式】Zoom を使用した双方向オンライン実習(Zoom使用)
【詳細】https://www.acto.hosp.tohoku.ac.jp/kyouiku.html#iin3
【申込】https://forms.gle/JFbo6dBLaVdNV5uc7
【締切】2月29日(木)

■開催情報の募集■
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【編集・発行】国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
研究公正・業務推進部 RIOネットワーク担当
【発 行 日】2024年02月07日
【お問い合わせ】rionetwork@amed.go.jp
【ホームページ】https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/rionetwork.html
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